渡部の納骨いろは

葬儀から続く法要は一般的にどのくらいまで

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人が亡くなり、葬儀を行った際、亡くなった日から数えて四十九日に当たる日を満中陰と呼び、忌明けとなります。一般的にはこの満中陰を迎えた時点で納骨を行う場合がほとんどで、その後、百か日法要が続き、ひとまず葬儀ののちのお逮夜の法要はいったん終了という形になります。

その後、一年後の一周忌、二年後の三回忌、六年後の七回忌など、年法要が営まれることになりますが、一年後の一周忌を終えたのち、次の三回忌は亡くなった日から数えて三年後になるのではなく、亡くなってから満二年目の命日に行います。

そのため、真ん中の二回忌なるものが存在しないのに一から三という数字に変わってしまうので、注意が必要です。つまり、葬儀、初七日法要、四十九日までのお逮夜が毎週続き、満中陰で納骨をしたあとは百か日に親族だけで静かに法要したあとは、一年刻みで年法要が続くということになります。

感覚としては葬儀でバタバタしたあと、あっという間に満中陰で納骨を迎え、百か日もあれよあれよという間に来たら、一周忌もすぐにやってきたという感じでしょう。その後の三回忌までも、遺品整理などをやっていると矢のように時間が経ち、これまたあっという間にやってきたということになる人は多いのではないでしょうか。

葬儀を終えてからは週ごとのお逮夜に、その後は年ごとの法要へと変わっていくわけですが、あれやこれやとやることが多く、落ち着くのは六年後にやってくる七回忌という人も多いかもしれません。

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